2011/03

  春です!福岡に来ませんか!!
 
  九州新幹線も3月12日に全線開通します。これで鹿児島
 から青森まで新幹線が開通したことになります。
  福岡には太宰府があり太宰府天満宮が有名です。太宰府と
 いえば歴史とその文化財が集中する古代都市でもあります。
  その昔、大宰府と太宰府(「大」と「太」)が混在した時
 期がありました。「六国史」と呼ばれる奈良時代(8世紀)
 から平安時代(9世紀)に書かれた国史書には、官職名とし
 て「大宰」、役所名として「大宰府」という記載があります。
 大宰府とは「天皇の命令を奉じて政治をする役所」という意
 味があります。大宰府そのものの設置については、西暦66
 3年、日本が百済(くだら)を救援して唐・新羅軍(しらぎ
 ぐん)と朝鮮半島西岸で戦った白村江(はくすきのえ)の戦
 いの敗戦直後に現在地に造営されたとするのが一般的です。
 大宰府は律令制という古代の政治体制の中で地方の役所とし
 ては最大のものであり、九州全体を治め、外交、対外防衛都
 市として栄え、対外防衛として「水城」や「大野城」があり、
 外交では「鴻臚館」(こうろかん)が重要な役割を果たしま
 した。
 いつから太宰府になったのか具体的な時代の特定はし難いで
 すが、平安時代の終わりごろから次第に多くなり、いつしか
 「太宰府」が一般的となってしまいました。
 太宰府は山河を城とした一大防衛都市として風水説に基づく
 都城造営を行っています。
 現在は「太宰府政庁跡」があり、菅原道真の造語「都府桜」
 (とふろう)とも言われます。
 太宰府の史跡としては菅原道真を祀る太宰府天満宮で、枯山
 水の庭で有名な光明禅寺、源氏物語にも登場する古刹・観世
 音寺、日本に3ヶ所だけの戒壇院、大野山の裾野には筑前国
 分寺・国分尼寺など数多くの史跡が残っております。
 奈良時代の初めの神亀(じんき)年間から天平(てんぴょう)
 年間にかけて太宰府では「山上憶良」(やまのうえのおく
 ら)、「大伴旅人」(おおとものたびと)らが「万葉集」に
 収められた数々の歌を残しました。筑紫(太宰府)で詠まれ
 た歌は約320首、それを後の人が称して「筑紫歌壇」と言
 いました。筑紫(太宰府)万葉歌は大和についで多いそうで
 す。
 太宰府近郊では、歴史の散歩道沿いには所々に万葉歌碑が建
 っております。
 是非、太宰府に来て古代の歴史ロマンに浸っていただきたい
 と思います。
  私は毎年、太宰府天満宮にお参りして菅原道真公の素晴しさ
 に近づく為の精進をしております。
 
 (織田)